松永ダムを訪れた後は,福山市南部の沼隈地域にある3つのダムを訪ねました。
3つのダムはそれぞれ直線距離で2キロ前後しか離れていないのですが,それぞれ別々の谷筋で,直通する道はなく結構手こずりました。
まずは農業用の八日谷ダム(場所)
アップダウンのあるブドウ畑の中を抜けていくと現れます。沼隈地区は知る人ぞ知るブドウの産地。あのシャインマスカットとかも生産しているみたいですよ!
平家が西国に落ち延びる途中,平通盛(有名な清盛の弟の子)が八日間潜んだというのが由来だとか。(しかし,通盛はすでに討ち死にしていたというのが通説で真偽のほどは不明。)
天端です。下流側は特に藪がボウボウ.でよく見えません。ロックフィルのはずなのに・・・
堤体直下どころか堤体に近づく術もなく,今回は堤体画像はパスです。
ダム協会のWEBページでは,工事か何かの関係で,藪が刈り取られて堤体の見える画像があるのですが。残念。。。
湖面中央に浮かぶ円い装置は何でしょう・・・
左岸の洪水吐。
下流側の導水路。枯れ葉が積もっており,当分水が流れていないようです。
冬場は野鳥が見られるらしい。
上流側のロックフィルはきれいに見えます。釣り禁止だけど釣りしてる人がチラホラいましたヽ(`Д´)ノ
一応左岸からも撮影を試みたけれど,もはやダムとは思えない姿。
木が生えちゃってるじゃないですかっ!! ちゃんと管理してるんですかね・・・
というのもこのあと見に行った2つのダムは堤体斜面がちゃんと管理されている形跡があったからです。
せめて草木の枯れる冬場に再訪してみたいダムです。(つづく)