11月最後の日曜日。約3週間ぶりのダム活です。
福山北部の4つのダムをめぐりました。順にぼちぼち書いていきます。
この日最初に尋ねたのは服部ダム(服部大池)場所
国道486号からわりとよいアクセスです。
堤高15m(ぎりぎり「ダム」扱い!) 農業用のアースダム。
なんと最初の池が造られたのは約350年前。初代福山藩主の命で造られたため池。
最後に改修したのが平成12年とあります。
天端には公園(左側)も整備され,言われなければ天端であることに気付かないぐらい。周辺をジョギングしたり散歩したりされている方もいる住民の憩いの場のようです。
右岸には松永ダム同様に池に向かって打つゴルフ練習場が。
取水設備は湖面にせり出し,さながらドラクエやゼルダの祠のような感じ。
こんなのどかな所ですが,最初の築造時に人柱となったという「お糸」を祀る像が。(話の真偽は不明のようです。)
この池,洪水吐がよく見えません。ゴルフ場の向こう側にあることは確認できるのですが,歩いて行っても木の隙間からこんなふう↑に見えるのがせいいっぱいで,容易に近づけません。(残念!)
堤体下に降りてみると,取水した水を分配するためでしょうか,直径5mほどの円形のプールがありました。
そこから用水路を伝って,各田畑に水門で調節しながら流すようになっています。
実は灌漑用ダムは今までいくつか見てきましたが,実際にこうやってダムから各農家に水が流れていくことろは初めて見ました!