散髪前のダムめぐり,2基目は福富ダム(場所)
洪水調節,不特定用水,上水用の重力式コンクリートダムです。
このダムは我が町を流れる沼田川本流の源流近くに位置する唯一のダムであり,ここの水が自宅の蛇口につながっていると思うと親しみがわきます。
堤体積では県営の13のダムの中で最大。クレストも9ゲートあります。訪問時はオリフィスから少しずつ放流中
見ると「マコモダケ生産のために閉めないでください」と。「~ダケ」というからにはキノコかと思ったら,イネ科の植物で中華料理の食材になるんですね。食べたことないなあ。。。
天端に上がってみました。離合は無理ですが車1台分は通れます。
天端の道路には広島っぽくモミジの絵柄が数メートルおきに描かれています。周囲がひび割れたようなデザインなのは,水面に浮かぶモミジをイメージしているのかな?
おっと忘れていました。ダム名を刻んだ天端の柱。このあたりに多い花崗岩を使っています。スタイリッシュなデザイン。
門柱の横にダム施工の経緯が画像付きで説明してあります。
下流の眺め。平成30年西日本豪雨の際には福富ダムからも適切な放流操作が行われていたとのことですが,下流はそれでも被害が発生しました。こんな大きなダムがあっても自然はいつも想定外のことをしてきます。。。
すっきりしたデザインの減勢工。両サイドが階段状になって,9門のクレストからの越流を受け止めるようです。
ダム湖に半島状に突き出たところには,道の駅やキャンプ場があり,レクリエーション施設として充実しています。(床屋の予約があるので行きませんでしたけど。)
右岸の端に積んでありました。ゲートだと思うんだけど,どこに使うのかな。ちょうど点検の方がいらっしゃったので聞いてみたら,自分は電気系統の担当なので分からないと言われました。
ダムカードもらったとき管理事務所で聞いてみればよかった。
ダムカード配付している管理事務所があるとついまず訪れてしまいますが,今度からダムサイトをめぐって分からないところを最後にまとめて聞く方がいいですね。
2回もインターホンで呼ぶのは申し訳ないので,これにて次のダムに向かいます。