ダムのほそ道

広島県内(とその近県)のダムの訪問記録です。

67 鈴池

今日は朝から片頭痛。首コリのせいです。連休ともなるとつい朝寝してしまい,僕の場合7時間以上寝ると首コリ+片頭痛になるという悲しい宿命があります。

 

ダム活は諦めていましたが,午後になって回復。比較的午後からでも行きやすいところを訪問しました。

 

まず鈴池(場所

f:id:nobee_dam:20210507141457j:plainこちら松永ダム服部ダムと同様に,ゴルフ練習場と一体化した灌漑用アースダムです。

 

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画面左の駐車場と練習場(ショットを放つ場所)が実際には天端です。松永ダムと違って,ゴルフ客でないと入れないつくりになっているので断念。この画像の位置は実際にはゆるやかに傾斜している堤体です。

 

f:id:nobee_dam:20210507141504j:plain道路を外れると急勾配になります。ただ,斜めに降りる道(徒歩のみ)があって

f:id:nobee_dam:20210507141510j:plain下まで降りて見上げるとこんな感じ。言われなければ堤体だと気付かない雰囲気です。

 

f:id:nobee_dam:20210507141516j:plain堤体下まで降りると維持放流の出口工がありました。

 

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右岸側には洪水吐からの導流路の水たまり。濁った水が溜まっています。

 

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駐車場隅に沿革を刻んだ碑。最初のため池は1660年~70年ごろ築造されたとあります。芦田川を挟んで北側にある服部ダムとほぼ同時期です。当時,大規模な開墾がされたと考えられます。

 

f:id:nobee_dam:20210507141434j:plain遠めに上流側を撮ってみました。練習場の50cmぐらい下から堤体の一部が見えます。連休中なので練習場は満席のようです。

 

f:id:nobee_dam:20210507141428j:plain洪水吐。ごくごくありふれた形。池は濃いグリーンです。

 

f:id:nobee_dam:20210507141440j:plainあえていうならこの補修された部分が異様に白い。ひび割れにくいようにコーティングしていると思われます。

 

f:id:nobee_dam:20210507141445j:plain斜樋の操作管はコンクリよりやや高めに取り付けてあります。

 

f:id:nobee_dam:20210507142931j:plain下流方向はみっしりと木々に覆われて見通せません。緑の濃さに夏のきざしを感じます。

 

写真を撮っていたらゴルフ場のスタッフたちが何やらこちらを見てコソコソ言っています。

 怪訝な顔して「…写真マニアじゃろ…」みたいな声が聞こえてきました。

 残念。「写真マニア」ではありません。「ダムマニア」です。いや,「マニア」というほど詳しくないな。県内のダムしかまわってないし。「ダム好き」ぐらいか。

そういうあなたたちも「ゴルフマニア」じゃないですか。あれ? それは「ゴルファー」って言うか。そしたら僕は「ダマー」? 「ダミスト」?

 

鈴池のグリーンを包む夏木立

ゴルファーも僕もねらったのは「グリーン」です。