続いて新成羽川ダムから直線でわずか2kmほど下流の田原ダム(場所,訪問日2022/8/7)重力式コンクリートダム。堤高41mの発電用ダム。新成羽川ダムと連携して揚水発電を行います。
天端は一応車通行可能。小型車・二輪車ならいけそう。
新成羽川ダムと同様のプレート。同時期竣工だからまあそうか。
こちらの操作室もせり出すタイプ。
下流の眺め。奥に見える橋付近から正面画像が撮れます。
ゲート下の減勢工。ブロック工で減勢。新成羽川ダムより丁寧なつくり。すぐ下流に民家があるためでしょうか。
上流側。新成羽川発電所で使われた水はここに貯められ,周期的に揚水されます。
こちらの取水設備は固定式。
こういう手づくりっぽいの,いいですね。
かつての減勢工の跡か。なんか気になる…。
コンパクトな管理事務所。もちろん無人。
右岸から。50年以上経過している割にコンクリートがきれいです。
堤体下に下りてみました。堤高のわりに大きなラジアルゲートが6門。存在感ありあり。
ゲートをアップで。飾らないグレーがいい。
天端からも見た発電施設。やっぱりあのキノコチックなカラーリングが目を引く。
写真を撮っていたら,近くで農作業をされていた方から「そこは監視カメラに映るよ!」と声をかけられました。
確かに高梁市のHPを見ると定点カメラで定期的に撮った画像が更新されていくようです。これらの監視カメラは不審者対策というよりは,河川の水位の状況を見ているのでしょう。もちろん,だからといって立入禁止区域には入りませんけど。