ダムのほそ道

広島県内(とその近県)のダムの訪問記録です。

香川6 内海(うちのみ)ダム

小豆島旅行のついでのダム巡り

フェリーまであと1基は行けそうということで内海ダムへ(2026.8.2訪問)

FNW 2013年竣工の重力式コンクリートダム

放流設備が全体的に右岸側によっているんですね。ダムカードには堤体下流面への盛土・緑化により圧迫感の低減を図ったとあり、その辺が関係したデザインかな。

現在の内海ダムは旧内海ダムの再開発でできたもの。湖底に水没しているらしい旧ダムの堤体は確認できず。

ライトが内蔵されている天端の手すり。広島の梶毛ダムもそうだったな。すっきりしてスタイリッシュ

堤頂長423m 高さの割に横長!

 

粟地ダム同様に瀬戸内海を眺望できる

新内海ダム建設には反対運動もあったようです。移設されたものなどは、フェリーの時間と暑さとでじっくり見て回れませんでした。

小豆島にはダムカード配布ダムだけでもあと2基あります。
いい季節にまた訪れてみようと思います。

香川5 三五郎池

粟地ダムの上流すぐにある三五郎池(2026.8.2訪問)

1924年完工の灌漑用アースダム

きれいに草が刈られてますが天端は残念ながら立ち入り禁止

複数の取水設備があるようです。(スマホなので望遠に限界…)

右岸に展示?されている古い樋

「三五郎」というからには三五郎さんという人物が築造に関与しているのだろうけど、石碑の解読はできず。

下流方向 この広場みたいなスペースは何だろう? すぐ下に粟地ダムが見えるはずですが、天端まで入らないと見えません。。。

今回、アースダムでは見どころの一つである洪水吐を撮影し忘れました!
しばらくアースダムを訪れていなかったので勘が鈍ったのと、何よりここ、撮影していると大量のアブがぶんぶん襲ってくるので一刻も早く立ち去りたかったのです。

やっぱりアースダムは夏に来るもんじゃないですねぇ

香川4 粟地ダム

妻と小豆島へ行った際、フェリーまで時間があったので、という感じのダム活です。
だから、いつものカメラを持って行っておらずスマホでの撮影です。

 

まずは小豆島東部の粟地ダム(2026.8.2訪問)

FNW 1981年竣工の重力式コンクリートダム

堤体は真下まで行って触れます…が、コンクリは真夏の太陽で灼熱です

堤体下は公園になっていて、春は花見によさそう

 

日陰のない天端、熱い。

クレストが取水設備よりになっているので、このようにじっくり観察できるのが◎

 

コンパクトな減勢工 島のダムってこんな感じが多い

 

何かとオリーブ推しの小豆島 このダムは灌漑用にはなっていないけど、水利に一役買っているのでしょうね。

香川3 豊稔池ダム

日帰り香川のダム活2基目は豊稔池ダム(2025.11.2訪問)

洪水調節・灌漑目的のマルチプルアーチ式ダム

このタイプのダムは国内に2基しかなく、堰堤は重要文化財に指定されています。

豊稔池は毎年夏に「ゆる抜き」と呼ばれる放水イベントがありますが、訪れた時は水量調節のためか「ゆる抜き」ではないのに放水中!

訪れている人もまばらでゆっくり写真を撮ることができました。

放水は常用洪水吐のみで下のコンジット?からは放水無し。そのぶん石積みを観察できました。

右岸にはかつて使われた樋門や取水口が置かれています。

ダム下は遊水公園として整備されています。「ゆる抜き」の日はここに人だかりができるぐらい賑わうようです。

右岸側から直接天端横に上がれます。

ほぼ満水のためプルアーチの上流面は見えず。

県道側(左岸)から見る天端。手動のゲート操作のスピンドルが見えます。ちなみに天端は立ち入り禁止。

同じく左岸側から。黒ずんだ石造りの堤体は中世ヨーロッパの城郭を思わせます。

予期せぬ放水に出逢って同行した妻も満足してくれたようです。

1日で2基だけ巡るちょっと贅沢なダム活。見ごたえのあるダムはこのぐらいがちょうどいいかな、と思いました。

香川2 満濃池

7月の山口遠征以来のダム活です。前々から行きたかった香川県の2基を訪問。

まずは満濃池です。(2025.11.2訪問)

灌漑目的のアースフィルダム

飛鳥時代に築造され、弘法大師(空海)による修繕、その後も度重なる決壊と修繕・嵩上げを経て日本最大の貯水量をもつ灌漑用ため池に。

天端は駐車場を兼ねている。上流面は谷積みで補強されているようです。

洪水吐もロックフィルサイズ

トンネル式の放水路

取水塔は大正時代のもの。取水管が多層に設けられている。

あまりにも広大で修繕が放置されていた時代にはこの中に「池内村」も存在したとか。

とにかく歴史あるため池でして、ため池100選、ダム湖100選、世界かんがい施設遺産、近代産業遺産、香川のみどり百選などとにかくいろいろ認定されまくり、ダムサイトは石碑がごろごろ。

堤体は道が横切るタイプ。緑と枯草のコントラストが面白い。

微妙にアーチになっている堤体

有形文化財になっている底樋門。明治3年に築造されている。坑口には五角形の迫石が用いられている。満濃池で一番見たかったところ。

分水用の水門

なめらかな落差工

周辺は公園や遊歩道、トイレが整備されており家族連れの姿も。

今回は初めて妻が同行。ダムサイトのかりん亭でうどんをいただく。ヤーコンという南米原産の野菜を練りこんだ「ヤーコンうどん」がおススメらしい。(右がヤーコンうどん)

このあと訪れる豊稔池とともに、毎年6月に行われるゆる抜きでは多くの見物客でにぎわうらしい。日にちが合えば見に来てみたい。

広島39② 温井ダム(再訪)

先日、コンプリート認定を受けた温井ダム。
初回訪問は2020年末でコロナ禍真っ只中。ほとんど人がいないにも関わらず、エレベーターが使用中止となっており、堤体内部の見学ができませんでした。
(初回訪問時の記事)

今回わざわざ温井ダムまで認定を受けに来たもう一つの理由は堤体内の見学です。

真夏の温井ダム。影の付き具合がいかにもアーチ式ダムです。

2025年の今日はもちろん見学可能。さあ、堤体内へ!

分速240mのエレベーターで堤高156mを下ります。一般的なエレベーターは30-60m/minだそうですから、数倍の速さ。
(日本一高速なのは横浜ランドマークタワーの750m/min)

エレベーターを降りてからはさらに階段で下へ

堤体内部は外の猛暑が嘘のようにひんやり。(厳密にはエレベーターは堤体左岸から直下に降りるのでここは堤体そのものではない。)

堤体内は20℃! 水があることとコンクリートの熱伝導率の低さによって外気の影響を受けにくいようです。まさかダム内部が避暑地になるとは!

ぴとっと冷たく濡れている堤体。地下鉄の構内のような独特のにおいがします。

いろいろ見学しながら進みます。

堤体下広場に出ると利水次郎がお出迎え。

5年前は川を遡上しなければ見られなかった堤体正面。今はダム下広場から見ることができます。

一番下にある4門の常用洪水吐ローラーゲート

中位標高放流設備のホーロージェットバルブ。左にいるのは治水太郎。観光放流のときはこのバルブ2門から放流されているようです。

画像ではわかりにくいですが、副ダムだけでちょっとしたダムぐらいの大きさはあります。

温井ダムは春から夏にかけて観光放流をしていますが、いつもタイミングが合わなくて見学できず。
ダムカード集めもひと段落したので、既訪ダムもいろいろな楽しみ方をしていきたいです。












 




中国地方ダムマニアコンプリート認定

昨年、認定を受ける予定だったのが入院・療養によって断念。
今夏、体力も回復して山口遠征で7枚を集め、これでコンプリート条件達成かと思いきや、

 

中山川ダムが追加されておりまして。

幸い、既訪ダムだったので画像もあり、カードも岩国市役所周東総合支所でもらえるとのことで(広島から)さほど遠くなく。

無事最後の1枚をゲット

認定を受けるには(岩国支所からは)弥栄ダムが一番近いけど、広島でコンプリートとなればやはり

温井ダムっしょ!

というわけで直線で65km離れた

温井ダムにて認定を受けました~!!

欲を言えば花火の画像じゃなくて温井ダムの画像がよかったなあ。

認定証は管理事務所の所長室で、所長さんから授与

 温井ダムの公式Xにも掲載されました↓


ダムカード集めを目的にダム活しているわけではなく、純粋にダムが好きで巡っているわけでカードは記念みたいなものですが、

 

一応、一区切りがついた気がします。

今後は県内ダムを再訪して新たな発見をしたり、県外の魅力的なダムを見に行ったりしようと思います。