例年にない寒波続きで中国山地は雪に覆われてなかなかダム活できず。止むを得ず,瀬戸内海の大三島を訪問。初の愛媛でのダム活。
まずは台ダム(訪問日2022.2.23)場所
洪水調節,河川維持,上水目的の重力式コンクリートダム
水道用水は,隣接する二つの島まで供給しているみたい。雨も少なく河川も短い瀬戸内の島しょ部なので,水源は貴重ですね。
車も通れる天端。ダム湖を周回する林道につながります。
天端から下流方向。海は見えません。北西の風が冷たいっ!
低位放流設備。ここで維持放流と水道用水が分かれます。(画像上部が水道水路)
周りの土地より低い位置に副ダムがあります。右岸のみカスケード状の減勢工。
左岸から。30年前の竣工ですが,上部のコンクリートはまだ白いまま。
うてな湖。島の中とは思えないほどの貯水量です。
上流に回って取水設備。
管理艇用のインクライン。左下の設備は何でしょうか。
上流側。愛媛県内の多目的ダムで唯一の自然越流式だとか。
管理事務所でカードをゲット。
アナログな所がいい。
堤体下にまわってみました。47mあるクレストゲートが存在感を示しています。
平成以降の小型ダムによくある「顔」。何となくモアイっぽい。
副ダムを経て岩盤むき出しの川に接続。
こちらはおまけ。林道の苔むした壁に見つけた落書き。ラピュタのロボット兵(中央)が苔に似合う。アマビエ(左)がいるところを見るとここ1・2年のものか。
周囲には桜も植えられ,花の季節に訪れるのもよさそうです。
それにしても2月も下旬だというのに指先のかじかむ寒さ
余寒なお 台の天端を小走りに