大三島のダムめぐり,3基目は上浦ダム(訪問日:2022.2.23 場所)
灌漑用アースダム 堤高31mともなると名称的にも「池」ではなく「ダム」なんですね。
県道21号から1本道を昇っていくと,まず堤体が見え(画像はその下の放水路の出口),そこからさらに昇ると
カーブした砂利道の天端に到着
1978年竣工。文字が消えかかって読みにくいのですが,社会経済状況が変わり,柑橘農業も苦しくなる中,何とか整備したという趣旨のことが述べられています(たぶん)。
堤体斜面。右奥に高根島,その向こうは本土が見えます。
水位が下がっていてこじんまりした池に見えます。
放水路。かなり深く作ってあります。
洪水吐。オーソドックスなつくり。
上流面はコンクリブロックでしっかり補強。
斜樋。5本とも取水孔が見えず,けっこう水深があることが分かります。
静かな池。枯れ木たちのひそひそ話が聞こえてきそうな雰囲気です。
上浦に囁く木立 春寒し