本日のメイン?ともいえる旭川ダムです。(訪問日:2023.2.12)
洪水調節・河川維持・上水・発電目的の重力式コンクリートダム
7基連続でため池を見てきたので,久々のコンクリートダムは新鮮に感じます。
10門のラジアルゲート。かっこいい!
意匠をこらした門柱
発電ダムならではのゴテゴテした排砂・取水設備。
昭和中期らしい無骨な天端。
昭和50年代に再整備された取水設備
上流側にせり出す堤体上部。ラジアルゲートと対をなすカーブ
減勢工には遺跡みたいな構造物跡が。建設時のものでしょうか???
こういうカーブのある減勢工は昭和初期っぽい。戦前から建設が始まっていたから?
いろいろ面白いものが見えます。
岡山県のHPによると,下流に第二ダムができるまでは旭川第一ダムと呼ばれていたようです…? 普通は第二ができたために第一というんじゃないのか?
ダムサイトで堤体を見つめる慰霊碑。
ダム下に下りてみました。直下は立入禁止。
ラジアルゲートは薄いグレーで飾り気なし。
ダム左岸直下の発電所。発電所に続く道路は立入禁止でした。残念。
大正時代に計画されてから2度の大戦で建設が中断し,1950年にようやく本体着工。発電や治水など差し迫った需要が建設を後押ししたようです。
岡山県管理では最も古いダム。歴史を感じながら天端を歩きました。