ダムのほそ道

広島県内(とその近県)のダムの訪問記録です。

岡山32 小阪部川ダム

2023年のダム初め最後は,ダムカードをもらいそびれていた小阪部川ダムへ。(訪問日:2023.1.22)

灌漑・上水・発電目的の重力式コンクリートダム
農林省(当時)としては初のコンクリートダムだったそうで。

まずは堤体下へ。手前に発電設備があって真下までは行けません。

3門のラジアルゲート。この日は中央の一門から放流していました。

スミレモ?がいい味を出している。

右岸に上がってみました。

天端はゲートの格納施設の工事中で,いろいろな物が置かれています。

上流にせり出した取水設備。昭和の展望レストランみたい。(そもそも昭和中期のダムですけど。)

天端中ほどの取水・発電施設。少々強引な耐震対策がかえって芸術的。

下流をのぞく。水叩きの落差のみで減勢する単純な仕組み。

上流方向。

左岸から見た堤体。頂上部に向かって少しカーブしているのが美しい。


誰もいないんですけど,何だか賑やかに感じるのはなぜかな。
周辺にはいろいろ面白いものが。↓

まるで遺跡のようです。

さて,3階建ての立派な管理事務所があるものの,岡山あるあるでここも写真を撮って河本ダムなどに行かないとカードをもらえません。

…というわけで,引き返して既訪の河本ダムに立ち寄りダムカードをもらいました。
ダムカード対象ダムにしては,この小阪部川ダムはなかなかな隘路を走らされます。離合箇所が少なく,ところどころガードレールもないので要注意です。