ダムのほそ道

広島県内(とその近県)のダムの訪問記録です。

島根22 八戸ダム

4月3週目のダム活は島根県中部へ。
まずは八戸ダムです。(訪問日:2023.4.23)上流からのアクセス路は災害通行止めだったので,旭ICからr329→r297と下流からアプローチ。3ケタ県道ですがいたって快走路でした。

洪水調節・河川維持・工業用水・上水・発電と目的の重力式コンクリートダム

管理事務所ではダムのことを詳しく教えてくれるらしい???萩・石見空港を利用して来た人は記念ダムカードがもらえます。

天端は車も通れる幅ですが,対岸の道が通行止めです。

天端でひときわ目を引く取水施設の真紅のローラーゲート

ゲートをじっくり観察。触ることも可能!

桜井湖 島根の県営ダムの中では最大の貯水量

ダム湖名の「桜井」は流域が佐久良井郷と呼ばれていたことによるそうです。

下流に目を移すとこちらも真っ赤なラジアルゲートを観察できます。

1976年竣工(僕と同い年だ!) こういういかにも昭和な無骨さがいいですね。
右側の一段高い所にある建物が八戸第二発電所,下の小さい建物が八戸第三発電所。第一発電所は7km下流にあり,そこまでの水量を維持するために第三発電所から放流しています。

上流側から見て見ました。ラジアルゲートが縦長なので,弧を描いているのがよくわかります。ゲートが開いたら天端の上に3枚のゲートが並ぶわけですね。見て見たい。(その時は非常時ですけど)

左岸から。こうしてみるとコンクリートダムにしてはちょっと傾斜緩め?

堤体下(発電所の手前)に来てみました。車は進入禁止です。残念ながら堤体と正対はできません。

でもなんとかゲートをアップで!


ダム周りには藤の花が咲いていました。初夏が近づいています。


この八戸ダムのダムカードでもって,中国地方のダムカードが50枚に達し,ダムマニア超級(レインボー)認定の条件を満たしました!(認定は秋以降かな)
引き続きコンプリート(82枚)を目指していきます!