第二浜田ダムの管理事務所から道路を挟んだ反対側に鞍部ダムがあります。(2023.11.3訪問)
重力式コンクリートダム。第二浜田ダムが満水になると右岸側から越水してしまうためにつくられたダムです。
天端は車も通行可能ですが、渡った先は行き止まり。本ダムと違って鞍部ダムの親柱にはレリーフはありません。しかし、もともとはあったような痕跡が気になる!
ダム湖側。わずかに水が貯まっています。
下流側。遊歩道や広場が整備されています。
鞍部ダムの調査段階で、江戸時代につくられた石畳の「唐谷坂道」が発掘され、下流側にその一部が保存されています。(枯草に覆われてよく見えませんでしたが。)また、天端の右岸にはその道の普請に尽力した鯉塚新右衛門の石碑が祀られています。
当たり前ですけどゲートがないので、本当に「壁」という感じ。
周辺は建設時の構造物が残っていたりして、いろいろ見所があります。
…というわけで、第二浜田ダムと鞍部ダムだけで見てまわるのに1時間半ぐらいかかりました。
この先は大長見ダム方面に向かう予定ですが、コンビニやお店がありそうにないので、いったん浜田の市街地に出て食糧を調達し、大長見ダムに向かいます。