ダムのほそ道

広島県内(とその近県)のダムの訪問記録です。

島根29 大長見ダム

第二浜田鞍部ダムからr179を浜田ダムに戻る感じで南下。15分ほどで大長見ダムに到着です。(2023.11.3訪問)

河川維持・洪水調節・上水目的の重力式コンクリートダム
堤体がアーチダムの用にカーブしていて、ずらりと並ぶゲートレスのクレストが壮観。

天端はこざっぱりとしています。御影石の親柱はこちらが反射するほどピカピカです。

カーブする白い堤体は上流から見ると西洋の城壁のよう。

もみじが有名ということで「紅葉(もみじ)湖」。しかし紅葉はみられず。

天端には県章と紅葉をあしらったマンホール

色づいている紅葉を見付けて、堤体が入り込むようにパチリ。例年になく暖かい11月でここ中国山地でも紅葉は半ば。

あんまり暖かくて、梅まで咲いちゃってますけど…

トイレに立ち寄ると、蜘蛛の巣払い用の棒が置いてありました。蜘蛛よりもカメムシが多いっ!!

ちょっとした展示室もあり、国営ダム並み。

こういう記念碑がごろごろしているところもね。

ラビリンス構造の減勢工苫田ダムでクレストに使われているのは見たけれど、減勢工は初めて。

取水設備(奥)と水位計測設備
堤体下に行く道は立入禁止。仕方なく、右岸側にある駐車場から正面を。

副ダムの先に水叩きがあって、さらに護床ブロックが敷き詰められています。水叩きはローラーバケット式なのか、よく確認できず。

このダムは正面から見るよりも、斜めからカーブを見た方が見栄えがするかも。
紅葉の盛りになったらさぞ美しいでしょう。

名残惜しみつつ長見ダムに向かいます。