結局,山間の台地を走り,めぼしいランチ場所も見付けられないまま御調ダムに到着。
先ほどの椋梨ダムからは車で15分ほどですが,違う水系(芦田川水系)になります。
主に治水を目的としたダムのようです。
昭和63年竣工の重力式コンクリートダム
堤体の下に行くには,右岸脇の県道を300mほど下り,左に入った先の細い道を通る。これはダムで行き止まりになるグーグルマップでは出てこない道です!!
こういう洪水吐をオリフィスっていうらしい。(わずかに上流側が見えます。)
ギリシャ神話の神の名前かと思ったら,単に「流出する開口部」という意味とのこと。。。
天端は車で通行可。
天端から減勢工を見下ろす。堤高53mは今日見た中で最も高い。画像にしてしまうとその高さがいまいち伝わらなくて残念。。。
クレスト(堤頂部分)にゲートはなく,自然に越流させる方式のようです。
ダム湖は青竜湖という。白竜湖といい,竜泉寺ダムといい,ダムは「竜」が好きですな。
てか,明らかに白竜湖を意識してますよね。
管理事務所の2階には謎の巨大扉が。梯子を使って屋上に上がるためだとしても,こんなに大きな扉にする必要ある?
オリフィスの上流側。これより水位が下がったら,どうなるのでしょう?
あと何か写ってしまいそうで怖くて撮らなかったのですが(笑),管理事務所脇の山側には柵で入れないようになっている防空壕のようなトンネルがあります。
柵から覗いてみたのですが,先が見えないほど真っ暗でした( ゚Д゚)
この御調ダムからもう少し足を延ばせば野間川ダムがあるのですが,トイレに行きたくなってしまったので本日のダム巡りはここでやめました。(管理事務所で借りる勇気がなかった・・・)