洪水調節・河川維持・上水と多目的の重力式コンクリートダム。
岡山県西部を縦貫する高梁川水系のダムとしては最上流に位置します。
県道8号から分かれて上っていくと…堤体真下への道は全面通行止。無念。
そのまま上っていくと,天端左岸に到着。現地で採れる石灰岩を混ぜているので,竣工は三室川ダムより24年前でもコンクリが白い!
車も通行できるシンプルな天端。
毛筆みたいな書体。
クレストをのぞむ。白い堤体には自然越流式がよく似合う。
漸縮型導流壁のカービングも美しい。
堤体下には,全国初のダム管理用に設けられた発電施設があります。
堤体は右岸よりにカーブ。曲線美。
不揃いなフーチングもこうしてみるとなんだか芸術的。
右岸側から。ため息が出るほど美しい。真下から見たかった。
電灯(左)は先端だけ付け替えたっぽい。点検エレベーター室には苔が。美しい堤体とのアンバランス。
ダム湖の眺め。この島みたいなの,水没前の地形が気になる!
これなんか文字が書いてあったのかな・・・
上流側は水に浸っていることが多いからかさほど白くない。
オリフィスの流出工。朱塗りになっているのはかつてゲートがあった跡?
管理事務所はフェンスで厳重にガード。ここもダムカードは千屋ダムか河本ダムなどで受け取るしくみです。
その管理事務所の真下に巡視艇。「たかせ」とネーム入り。
やはり岡山の県営ダムは広島より何かと豪華な気がする。。。
いつかあの下から白くカーブを描いた堤体を眺めたいものです。