続いて訪れたのは,以前にも訪れた熊野ダムのすぐ近くの茂浦池(場所)。灌漑用アースダムです。
ストビューで予習したところ,道を見られなかったので,熊野ダムの天端横に停めてそこから自転車。池系が多いシーズンⅡはこういうことが多くなりそう。
論田川沿いの小道に入って150mほどで民家はなくなり,コーンの先はグーグルマップにも出てこない怪しい細道。
間もなく林道に。自転車は諦めてその場に置き,ここからは徒歩で。
ふと林道わきを見るとイノシシの仕掛けがΣ(゚Д゚)。うかつに林道から外れない方がよさそうです。
しかし,上を見れば新緑の鮮やかな光景。イノシシ君に遭遇しないよう,いつも以上に熊よけ鈴をチリチリ鳴らしながら進むこと10分。
ようやく開けて天端らしきものが見えてきました。
天端です…草ぼうぼう。
しかも天端入口にはイノシシ柵。開けてもいいやつかなと思ってみてみると,針金でガッチリ固定されており,人が開閉することは想定していない感じ。まあ,この先ダムしかありませんからね。
大正元年に着工し,昭和15年竣工となかなかの大工事だったもよう。「皇紀」で竣工年を記すあたり,戦時下ならではですね。
小さめの池は満水になったらわりと水深がありそう。
上流側堤体。左奥の白いところが洪水吐です。柵のために近くで見られず。。。
斜樋は一般的なタイプ。4本あるのでやはり水深があるのでしょう。
堤体は草に包まれています。木までは生えていないので,定期的に刈っているのかも。
何とか木の隙間から導流路を捉えました。
若葉は美しいけれど,🐗には遭いたくないので早々に撤退です。
箱罠や 茂浦も若葉もそぞろなり