先日,庄原市のため池で男性が熊に襲われる事故がありました。夏にかけて熊の活動が活発になる時期です。
ため池なんて開けた所でも襲われるのが怖いですね。やはり山間部の池系ダム活は冬場にした方がよさそうです。
本日は,東広島に用があったのでついでに二つほど。
第2千足池。灌漑用アースダムです。(場所)
先日の雨のせいか,洪水吐は越水中。
轍もあって車も入れそうな天端ですが,左岸側は行き止まりで転回できません。
ガードレールに落書き。錆びたガードレールの上に白スプレーなので用意周到。
廃墟感のある斜樋小屋
水音がするので現役で稼働しているようです。
池は濁った鶯色。
グーグルの航空写真で見ると,第2千足池付近ではH30豪雨災害の時の土石流の爪痕がいくつも。この池にも相当な土砂が流れ込んだと推定されます。浚渫はしたのでしょうか?
来る途中の民家のすぐ横に土砂崩れの跡がみられました。おそろしや。。。
下流方向。堤体の草は思ったほど生えておらず,見通しは良い状態。
歩いて下りてみて,見上げてみました。下半分は石で表面を補強しているようです。
傾斜がついて勢いよく水が流れる放水路。
放水はいったん減勢されてから維持放流と合流するようです。合流地点を見に行こうとすると…
何やらにょろっとしたものが草むらに逃げて行きました。
蛇です(゚Д゚;)
逃げてしまったので種類は分かりませんでした。が,合流地点に行くには蛇の逃げ込んだ草むらに足を踏み入れなければなりません。
マムシだったら大ごとなので,そっと退散です。
夏のため池は緑が鮮やかで写真映えするんだけど,山間部に限らずじっくり観察できるのは冬ですかね。
蛇に追い返された感じです。
時待てと 第2千足の蛇が言い
ちなみに今回スルーした下流の千足池は,後で調べると堤高16mでダム扱いでした
( ;∀;) 立ち寄っとけばよかった…