梅雨時でダムめぐりを休止しているのと,単純に仕事が忙しいのとでご無沙汰としておりました。
この週末も天気がぐずついているのでダム活できず。
ところで,ダム活の趣味を周囲に話すと決まって受けるのが
「ダムカード集め?」と「ダムの何が面白いの?」という質問
このうち,ダムカード集めはダム活の楽しみの一部であると説明します。問題は後者です。
説明しようとすると難しいのです。
何だろう,あえて言葉にするなら,
ダムの個性を見付ける愉しさ ですかね。
「ダム」と一口に言っても
こんなオーソドックスなのから
スケールの大きなもの
こんな感じのものもあれば
こんなのも
歴史的価値のあるもの
無骨でレトロなものなどさまざま。
ダムに付随する設備だって
カッコいいゲートだっり
迫力の放水だっり
味があったり
スリルがあったり
謎めいていたりします。
ダムにたどり着く道も
こんな道歩いたり
こんなとこ通ったり
時に立ち往生したり(笑)するのです。
また,ダムの用途を知ることで,長年住んでいながら知らなかった県内の地理や歴史を知ることもできます。
県西部には発電用ダムが多いとか(戦後の広島市近郊の工業の発展と関係しています。)
東部には灌漑用の溜池やダムが多いとか(県東部は瀬戸内気候で少雨の上,大きな河川も少ないので昔からため池が多く,さらに1970年代には世羅台地で大規模な農地開発が行われ,いくつかのダムが建設されました。)
戦前にはダム建設に係る不当な労働などで犠牲になった人もいたとか
昭和後期~現在にかけては治水や多目的のダムが増えているとか
もともと子供のころから社会科が好きだったせいもあるかもしれませんが,ダムはいろいろなことを教えてくれます。
行ったら発見がある。それが自分にとってのダム活の魅力のような気がします。