ダム便覧掲載の県内ダムで,未踏破の3基のうちの1基,本峠池にアタックしました。(訪問日:2022.2.26 場所)
灌漑用アースダムです。この池は自衛隊の演習場の奥にあるためか,ダム便覧に堤体や池の画像がありません。(池そのものは演習場の敷地外です。)
(国土地理院地図 一部加工)
車でも行けそうなルート(赤)は,演習場の管理道路を通らねばならず,許可のハードルが高そうです。西の水丸山から下るルート(緑)は,標高の高い水丸山に登らなければならないのでパス。そこで,南側の山を越える登山道ルート(橙)を検討しました。
念のため演習訓練のない日を確認し,実際には演習場の境界(黒)に沿って橙+水色+赤のルートで到達しました。
登山アプリYAMAPのGPS記録(水色)。正規の登山道は入口が見つからず,池の辺りから登れそうな箇所を見付けて登山道(ピンクテープ有)に合流。
この看板の辺りから登山開始。幸い池の水がほとんどなかったので,池の向こう側に渡れました。
(YAMAP地図 一部加工 以降同じ)
本峠池に下りる登山道(地図の橙)はピンテが無くて不安だったため断念。
演習場の境界に沿って遠回りしました。(こちらにはピンテがあったので,こちらが新しい登山道なのかも)
途中で撮影した円福寺大池。この池は演習場内なのでこうして見るしかありません。
標高400m付近から東広島市中心部方向を一望。
演習場の境界にはフェンスなどはなく,ただ開けた場所があるだけです。それゆえ,勾配が急になる地図の赤の区間は捕まる木や踏み場が少なく,足場を確かめながら進みました。(上りになる復路はなるべく木のある所を登りました。)
とても途中で撮影する余裕はなく,画像はありません。
やっとの思いで山を下りたものの,何と川を渡る橋がありません。仕方なく,川沿いを遡上し,砂防堰の辺りに渡れそうなところがあったので渡り…
ようやくまともな道(地図の緑)にでました! 振り返ると
この先が演習場であることを示す看板。ここを通って来れたら楽だったのになあ…