ダムのほそ道

広島県内(とその近県)のダムの訪問記録です。

鳥取1 佐治川ダム

岡山の恩原ダムが不発に終わり,悶々としながら初鳥取のダムとなる佐治川ダムへ。(訪問日:2023.3.3)

洪水調節・河川維持・発電用の重力式コンクリートダム
R482を岡山側から鳥取に入り,アイスバーン状の下り坂を進む(去年のシーズン末に買ったブリザックが役に立った!)とダムサイトに到着。

水色の巨大なラジアルゲート1門が迎えてくれます。

天端上流側に設置されているゲート操作室。

天端からはゲートのウインチを間近に見ることが出来ます。

スキージャンプ式の減勢工。雪が積もって本当にスキーのジャンプ台みたい。

ダム湖…というより幅広の川。取水設備より下流に網場を設置する意図はなんなのか?

取水設備(左)と何やら導水路?(右)発電に絡むものか?

管理事務所の入口に貼ってあった。この日は遭遇せず。

堤体下へは弥留気地蔵の前を川沿いに進んだ先。ここもまあまあな積雪でスパイク長靴で体重をかけないようにゆっくり歩きました。

この辺が限界かな。

カメラの望遠を使ってラジアルゲートもコンジットも観察可能。

ところで上の画像では,コンジット2門から放流していますが,撮影をしていると,

タイミングを計ったかのように利水バルブからの放流がはじまりました。その他,コンジットゲート片方だけ閉めてみたり,利水バルブだけにしてみたり。

おそらく点検なのでしょうが,なまじダムカードをもらう際に,管理事務所の方に堤体下に行く旨を告げていたので,僕の姿を確認してサービスしてくれたのかと思ってしまいました。

さすがにクレストを開けてジャンプ台式減勢工の実演とはいかず。(そもそもクレストを開けるような非常時にはこんなところに来られませんね。)