朝鍋ダムからr1を少し戻り,r160→R180と進んで賀祥ダムへ。(訪問日:2023.3.4)
洪水調節・河川維持・上水目的の重力式コンクリートダム
ダム左岸下まで車で行けます。さすが地域に開かれたダムに認定されただけあります(僕が思う意味じゃないんだろうけど)。
落差工の水流。間近で見るとなかなかの水勢。
クレストはさらに越流堤高を下げたスリットが特徴的。
コンジットのゲート操作室。鳥よけのネットが垂れ下がる。
左岸直下の発電所。さすがに立ち入ることはできない。
天端に上がってみます。
この日はゲートの塗装塗り替え工事中。化粧直しをしたばかりで水色が鮮やか。
工事のためにゲート操作室の扉が開いていたので断ってから撮影させてもらいました。
ウィンチとワイヤーの大きさがよく分かります。
いつもと違う感じでダム湖を撮ってみる。
なぜこんなことになった?
堤趾導流壁はあとからつくったものか,コンクリが白い。
日野川流域憲章(左)と水没のため移住した方々の名碑(右)。こういう物を見ると,ダム建設の経緯が複雑であったことが推測される。
「地域に開かれたダム」として,周辺にはキャンプ場が整備され,レクリエーション施設も。地域振興はダム建設の条件でもあったのだろう。
ダム名の賀祥(かしょう)はこのあたりの地名。
なんとも縁起のよさそうな名前です。
その名にふさわしく,いつまでも地域に恵みをもたらすダムであり続けるとよいですが・・・