ダムのほそ道

広島県内(とその近県)のダムの訪問記録です。

岡山53 湯原ダム

社口ダムから上流へ車を走らせること数分で湯原ダムへ。(訪問日:2023.7.17)

洪水調節・発電用の重力式コンクリートダム

ダム下には温泉街があり、特に直下にはダムを眺めながら浸かれる露天風呂が!

6門並ぶローラーゲート。戦後復興の電力需要を賄うために建設された昭和29年竣工の重厚なダム。

着工からわずか3年で完成。

いかに電力需要があったかが分かります。

中国地方随一の湛水面積。画像左手奥の方にダム湖は広がっている。

直下には露天風呂があるので、下流はあんまり正面から撮影できません。(「撮影罪」の冤罪にならないためにも…)

ああ、この昭和前期の無骨さ!!

ダムカード配布枚数は岡山県で断トツトップ。湯原温泉という観光地のおかげでしょう。管理事務所2Fに入ってすぐに、建設前・中のダム周辺の様子が展示されています。職員さんに声をかけてしばし閲覧させてもらいました。

ちょっと上流に行くと、記念碑やら取水施設やら。ここから下流の湯原第一発電所に送水されています。

今回は着替えを持ってきておらず、手術痕も生々しいので露天風呂には入りませんでした。再訪してダムを愛でつつ、温泉に入りたいと思います。