島根西部のダムめぐり。周布川ダムからいったんR186に戻り北上、浜田ダムの上流にアプローチする市道を通って浜田ダムへ。
洪水調節目的の重力式コンクリートダム。
もともとゲート付きダムであったものを、2020年の再開発で普段はダムの水を貯めずにそのまま流す自然調節方式のダムに。正方形のクレストがゲートがあったことを思わせます。
天端は離合困難なものの、車両通行可能。
クレストの幅が狭いので導流壁は高め。自然調節のための流水が見えます。
副ダムのスリットは劣化防止のために鋼板で防護されています。治水に特化しただけはありますね。
1.5km下流の第二浜田ダムと連携して洪水を調節するため、第二ダムが満水になると、浜田ダムの副ダムは水没する構造。
こちらは再開発前のダム建設時の設備でしょうか。
旧堤体面にへばりつくように設置された点検通路。新旧入り混じる設備が面白い。
自然調節式とはいえ全く水を貯めていないわけではないようです。
再開発工事の跡が残る堤体面。新設の「えり」はせり出しています。
堤体下に行けそうな下流への道は残念ながら立入禁止。
ちなみに浜田ダムのダムカードは、写真を撮って第二浜田ダムの管理事務所でもらうシステムです。
というわけで、第二浜田ダムに向かいます。