見島ダムに来るまでの記事はこちら⇒(見島ダム①)
ダムサイトにはヘリポート。救急搬送等に使われるようです。
ところどころ高くなっている天端。クレストの上だけ高いというよくあるパターンではないようです。では何故?
地元のダムに掛ける思いがいろいろな所に。
一周に10分もかからない、ため池かと思うぐらいの小さなダム湖。島ダムなのでてっきり灌漑目的かと思いきや、洪水調節がメインです。
小さいながらも選択取水設備、曝気槽地を備えた本格的なダム。
減勢工も随分コンパクト。左の建物は、利水のためのバルブ操作室。
堤体下にはこの島の伝統の凧「鬼ヨーズ」の巨大なパネル絵。この島では全国凧上げ大会が毎年開かれているそうです。
天端からの眺め。山に囲まれていない島ダムならではの風景。しかも日本海が見えます。
ダム湖を周っていくと、インレットから湖面まで近づくことができます。
ダムの上流側に砂防堤のような堤体で仕切られたため池があるようで、この池からも水が流入しています。
上流側からみた堤体。ダム湖と日本海を同時に写すことができました。
こうしてみると随分横長の堤体。
うららかな天気と島の風景も相まって、きっともうこの島に来ることは無いのだろうと思いつつ、じっくりと味わうように回っております。
というわけで、見島ダム③に続く