生見川ダムからR187→R434と進み、今年堤体が完成し、この秋から試験湛水が始まったばかりの平瀬ダムへ。(2023.12.28訪問)
洪水調節・河川維持・上水・発電目的の重力式コンクリートダム
管理道路がまだ工事中で真下までは行けません。
塔のように立ち並ぶ放水・取水操作室がカッコいい!
ダムカードのもらえる錦川総合開発事務所は、ダムの管理事務所内に移設されていました。ナビが古い方を案内していたので、木谷原トンネル手前のこの看板を見落としたら迷うところでした。
建設には、錦川に堆積した砂礫を利用しており、コストにも環境にも配慮した優等生ダム。
雑草一つない真新しい天端。まだ立入禁止でした。
至る所デザインが洗練されています。
秋から始まった試験湛水は予想外に雨が少なくまだ貯水率20%と遅れている模様。このまだと春に(梅雨に備えて)いったん試験を止めることになりそうだとのことです。
取水口が上向きについているのですね。
瀟洒な管理事務所は中まできれい!展示室は絨毯張りでほのかにいい香りがしています。ダムカードの対応も珍しく若い女性の方で、新築であることを差っ引いても斬新な印象。
ダムサイトに展示されているトラスの一部は、水没した地点に架かっていた橋の一部。(右は展示室の写真で確認した水没地点のトラス橋)130年前にドイツから輸入されたもので近代土木遺産にもなっていたものらしい。
少し高い所から見て見ました。来年中には運用開始できるかな???