水越ダムからR434を錦川に沿って菅野ダムへ。(2023.12.28訪問)
洪水調節・発電・上水・工業用水と多目的の重力式コンクリートダム
R434がそのまま天端になっています。
まず天端で目を引くのは、天端を覆うように設置された取水設備の操作室。後付けされたもののようです。
こちらが従前の取水ゲート。ゲートを間近に見ることができます。
住宅のように立ち並ぶラジアルゲートの操作室。こちらも後から作り直されたのではないかと思われます。
天端から下流をのぞき込むと、発電用の水圧鉄管が存在感を出していました。
右岸で折れ曲がっている天端。コンクリのカーブが昭和っぽい。
天端を見つめるように立つ婦人像。解説がかすれていて読めませんでした。
右岸寄りの白い部分は、上が空きスペースになっています。天端が国道なので、点検時などに通行止めにしなくて済むよう作業スペースとするのでしょうか。
管理事務所向かいにある慰霊碑。十数人の方が殉職されています。着工からわずか6年で竣工しており、かなりハードな工事だったのでは。
上流面。11月末にすでに貯水率が40%を切っていて、工業用水では節水が始まっています。
ダム下は行けないので、いろいろな場所から眺めてみました。先の水越ダムでカメラが充電切れになり、スマホ撮影なので望遠に難があり残念。
ダムカードはインターホンでその意を告げたら、「箱から自分で持って行ってください。」とのこと。管理事務所によって対応がいろいろですね。
暖冬とはいえさすがに熊はもう冬眠してるよねぇ。と思いつつ、ダム湖を眺めなら、冬晴れの下でお昼をいただきました。
ここまでの生見川ダム・平瀬ダム・水越ダム・菅野ダムのダムカードをもって、中国地方ダムマニアコンプリート認定まであと15基となりました!