年末に名古屋に帰省した時の記録です。実家には駐車場がないため、公共交通機関を使ってのダム活。何とか歩いて行けそうな最寄駅を探すのもまた「ダムのほそ道」的楽しみ方。
さすがに前回の愛知池のように駅から徒歩5分というわけには行かず、JR関西本線長島駅(近鉄長島駅でも可)から約2kmの長良川河口堰へ。(2023.12.30訪問)
洪水調節・工業用水・上水目的の河口堰です。
長良川河口堰は、建設を巡って子供の頃かなり強い反対運動があった記憶があります。その後どうなったのでしょうか。
管理橋は通行止めになる日もあるようですが、歩行者は基本的に通行できるようです。
右岸の閘門(船の通り道)
右岸左岸それぞれに魚種や水位の状況に応じた魚道が設置されています。環境に配慮している感がうかがえます。
調整ゲートの操作室。この斬新なデザインは水滴をイメージしているそう。手塚治虫の火の鳥に出てくる「ロビタ」に見えるのは僕だけ?
2段式になっているゲート。水位調節をより細かくできるようになっています。
上流、伊勢大橋から。
夕日をバックにしてみました。キノコのような操作室がずらっと並び、SF映画のワンシーンのよう。
河口堰についての資料が展示されているアクアプラザながら。残念「ながら」年末休み。(プラザが休みだとダムカードももらえません。)
ところで今回歩いたルートはこんなルート。伊勢大橋を渡って中州側から行こうとしたら、伊勢大橋の歩道が一部通行止めで、全長1kmkの伊勢大橋をいったん桑名市側に渡り切ってから400mほど折り返して中州に渡らなければなりませんでした。
おかげで管理橋にたどりつくまで30分以上かかってしまいました。公共交通機関で行くダム活は時間も考えなければいけませんね。