尾道ダム三部作の最後は,竜泉寺ダムです。久山田・栗原が大正時代竣工なのに対して,このダムはだいぶ時代が下り,昭和40年の竣工です。
2回目となる今回は,夏場にはできなかった堤体下にチャレンジします。
国土地理院地図(一部加工)
国道184号から集落に入って川に沿って進み,ダムの左岸に登る手前の小橋付近に車を停め,右岸に沿って地図にない道(赤線)を歩きます。
農地を過ぎたあたりから土の道になります。いかにもダムのほそ道!
着きました。堤体下(右岸)…のはず。冬でもこの見通しなので夏は絶望的。
やばそうな雰囲気。(よく見ると軽トラの荷台を突き破って竹が生えていた( ゚Д゚))
それでも枝をかき分け,何とか撮ったど~!!
導流壁からコンクリートを少しずつ積み上げてつくったように見えます。
維持放流設備。
斜めカットされた放流管。水量のわりに轟音を立てて放流中。
しかし,ことごとく木に邪魔されるので,堤体下はこのぐらいにして,車道から天端左岸へ歩いて登ってみる。
こうしてみると,堤体下は左岸の方が少し開けており見通しもよさそうです。
歩きながら,左岸に下りられそうな所はないかと探しましたが,普通の装備と技術で下りられるような斜面はなし。(高低差約20mです。)
登山の知識や経験が十分な人なら,左岸のこの構造物の近くからあるいは。(自己責任で)
せっかく登ったので前回撮ら(れ)なかったような画像をいろいろと。
昭和中期にしては珍しくオールコンクリートの高欄。シンプルながらも意匠あり。
天端の端にはこうした穴が所々あり,雨水の排水用だと思われます。
ダムカードはないけど,それなりの管理事務所がある。花を愛でる心優しい管理人さんだろう。
ダム公用車! まさかさっきの右岸下の朽ちた軽トラって…
記念碑群。
再訪でだいぶ明らかになったけど,まだ何か隠されている気がする…。いつかまたレベルを上げて来よう。
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