湯屋の奥池から市道に戻り,25分ほど西進。r232→r23と進んで深山池を訪れました。(訪問日:2023.3.12)
灌漑用アースダム
入口にフェンスがありましたが,特に立入禁止とはなっていなかったので,車止めと判断して中に入りました。
簡易な橋で洪水吐を渡って天端に入ります。
自然に溢水するタイプの洪水吐
放水路。減勢工もあってなかなかしっかりしたつくりでした。ダム便覧では1997年竣工となっていますが,これまた国土地理院の航空写真では1976年時点で池を確認できます。改修年が1997年なのでしょう。
上流面は,上部は土。水面下の部分は石で補強されているように見えます。
なかなかの堤高にみえますが19.1m。もっとありそう。
右岸堤体下部に見つけた出口工。ただこれが底樋かどうかは不明。(堤体はもっと下まであったので)
小さな溜池。透明度は高め。
階段式の斜樋は,風で常に水面が波打っていてうまく撮れず。
池からは風力発電の風車を見ることができます。
島根半島西部には二か所のウィンドファームがあります。地形的によく風が吹く場所なのでしょう。そういえば,半島西部を車で走っているとよく屋敷森のある家を見かけました。
あんなに巨大な構造物をどうやって山の中に設置したのだろうと思ってしまいます。ダムもそうなんですけど。