4月の本庄ダム訪問時に寄らなかった上流の取水堰を訪れました。(場所)
本庄ダムが旧海軍によってつくられた際に,上流に設置されました。
本庄水源地は川の本流が水源池と並行するように付け替えられています。
洪水時には,この可動板を開放して濁流を全て付け替え河川に流し,水源池に濁流が流入するのを防ぎます。
堰の手前は付け替え河川方向。右奥が水源池方向。
堰を上流側から観察。向こうに見える設備は沈砂施設。堰ともども立入禁止。
上流側から見た可動板。
こちらは,沈砂設備を経た水の導水管。(県道31号を南進し,押込大橋西詰を左折したところ。)石積みに挟まれた中央のコンクリの中に管があります。
押込第1公園方向。立入禁止でこれ以上見えない。
反対側から。左が水源池方向。
本庄水源池へのインレット部。
先日の江田島の奥小路低所水源地堰堤もそうですが,こうした設備は現在も現役で稼働しており,つくづく当時の海軍の技術は高かったのだなあと思います。