7月に訪れた大崎下島の太高山ダムの再訪です。藪に阻まれてたどり着けなかった天端にアタックしました。(訪問日:2021.12.28)
(初回訪問時の記事はこちら)
約5か月ぶりの訪問。前回は蝉の騒がしかった記憶がありますが,本日は冬晴れの静けさに包まれ,瀬戸内海も心なしか穏やかに見えます。
ダムに向かう路地に踏み入れると前回は生っていなかった柑橘類がたわわに。
農作業をしていた方に挨拶をして通ります。(泥棒と間違えられちゃ困りますから…)
堤体付近は相変わらず木々に覆われています。
さて,天端への入口と思われる場所は…
↑前回(7月)のその場所。絶対入りたくない感じ。
↑今回。明らかに植物の勢いは衰えています。
害獣防止柵は頻繁に開閉することを考慮していないつくりだったので,壊さないように中に入りました。
もろい土の斜面を木につかまって5mほどよじ登り,ついに天端到着!
ダム湖。普通のため池より小さいかも。(水深はあるのだろう)
半円形に飛び出た部分は取水設備のようです。
前回も上から見えたダイレクトの取水。(近隣の畑用かな?)よく見ると高欄にも所々パイプを通していたような穴が開いています。
天端からの眺め。木に囲まれて視界は狭め。
手作り感のある洪水吐があります。
維持放流はどこからか分かりませんでした。堤体の下部から少し水が出ているような・・・(放水路の底の割れ目辺り)
冬でもシラカシなどの常緑樹に囲まれ,全貌を見せてくれない堤体。
農家の方曰く,ここでははっさくをはじめ,デコポン,レモン,オリーブなど何種類もの果実を栽培しているとのこと。昔はもっと山の上の方まで畑があったのだそう。
狭い道幅いっぱいにゴトゴトと行く島の路線バス。いいですね。島時間。
我よりも蜜柑を見よと太高山